今週(1月1日~7日)の運気

井戸の水を汲むために釣瓶を降ろすが、縄が短く、あと少しのところで水面に届かない。しかも、釣瓶が壊れた。ノー・グッドだ。いまは進むときではない。自分を見つめ直し、バグを取り除いたりして自らの浄化に勤めるときだ。
木の上に水があるのは井(戸)を象徴している。木は自らを養うために地中に根を張って水を枝葉の末端まで吸い上げるように、人は命を養うために井戸を掘って水を汲み上げるからである。いま、水を汲み上げる道具であるロープが短かく、あげく釣瓶まで壊れてしまったというのは、人間関係を繋ぐ道具である言葉が足りず、コミュニケーションを疎かにしてきたために、命を養う大事な関係が断絶の危機の曝されていることを示唆している。危ない。危機を回避するためには、改めていま、家族や友人たちとのコミュニケーションを密にしておく心配りが重要である。
また、井戸は清麗な水をたたえていてこそ、人は井戸の周りに集まり、コミュニティを作る。しかし、メンテナンスを怠って、水が汚れたり枯れたりしてはだれも寄っては来ない。人も同じである。いつも清い水を満々とたたえているような人であるように、常に自分を省みてメンテナンスを怠らないことが重要である。いまが浄化のときであるとはそういうことである。
いまがそのときであるかどうかを見極めるために家を出ない。そのように慎重であれば間違うことはない。言葉には気をつけることだ。
欲に屈して自分の限界をこえれば、苦しむだけだ。それは自ら招いたものであり、だれも責めることはできない。
こころある人はこの卦を見て、周りの人びとの労をねぎらい、互いの鋭気を養い、助け合っていくことの大切さを再確認することに努めたという。
今年最初の卦は〈井〉。いまなすべきことは、自分のこころをクリーニングして、周囲とのコミュニケーションを密にして風通しをよくしておくことが重要だという。いかにも正月らしい卦ではないか。おのおの方、よいお年を。
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