今週(4月30日~5月6日)の運気

想うことは通る。こころ正しく道を歩めば、人にも喜ばれ、得るものがある。
湖の上に湖がある。
湖や沢など、凹んだ形をしている〈兌=だ〉は少女や悦びを象徴している。そのことから上下二重に重なる兌はこころの清らかな二人の少女がともに喜び笑い合う姿を表わしていると解釈されている。そしてそれはいまという時が友とこころを通わせ、互いに楽しさや悦びを共有できるように、より緊密なコミニュケーションをはかる必要があるときであることを示唆するものだ。
健全なヤル気や生きる意欲というものは、そのベースに喜びや楽しい気分があってこそフツフツと沸いてくるものだ。つまり、いい人生というのは基本的にそれが楽しいものであるところから開けるのだ。この卦はそういう人生にするために、こころを開いて忌憚なく議論をしたりできる友を得て、互いに高め合い、喜びや楽しみを分かち合って生きていくことの必要性があることをメッセージしているといえる。あなた、いま、孤独にハマっていないですか?
折も折り、偶然とはいえ、今週は〈兌〉=歓びのゴールデン・ウィーク。古き友と会い、おおいに楽しんで新しい友を得ようではありませんか。ユー・ガッタ・フレンド!
喜び(物心の損得)を秤にかけて迷う。そのようではこころの安らぎは得られない。病であれ性癖であれ、悪いところは速やかに減らし、毅然として邪心を退け、正しい選択をすれば、真の喜びと出会えるだろう。
だまされない自信があるからといって、邪心を持ってへつらい、擦り寄ってくる人びとを近づけるのは危うい。自分を過信するものは危機に陥る。
こころある人はこれを見て、コミニュケーションの大切さを悟り、連なる湖が互いを潤しあうように、友人たちと想うところについてこころ開いて議論することで、足りないところを補い合い、互いの向上をはかることに努めたという。
〈兌〉は基本的に喜びを分かち合うこと、人生を共に歩む友を持つことの大切さをメッセージするものだ。他方、易占いの達者たちは、この卦を口に発する災いが多いときであることを警告する卦だとも捉えている。つまり、口車や口先の誘惑に乗せられたり、また軽口や悪口、あるいは親しいからといってついつい口汚く罵りあって不和を招いたりする危険もあるときだから、親しき仲にも礼儀あり、自らの言動にはよくよく注意を要するときだというのである。
また口が中心の卦であることから、友情を暖めるような小さなことにはいいけれども、大口を叩くという形容があるように、大仕事にトライするには相応しい時機ではなく、現状維持を心掛けた方が無難であるとも解釈している。傾聴に値する指摘だ。
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