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2007年6月 3日 (日)

今週(6月4日~10日)の運気

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 いまは進むときではない。井戸の水を汲むために釣瓶を降ろすが、綱が短く、あと少しのところで水面に届かないのだ。しかも、釣瓶が壊れた。良くない。まずは、身のまわりの溜まっている余計なモノや心のなかに滞っているいらざる知識を取捨選択して心身の浄化をはかるのが先だ。
 木の上に水がある。
 これは木が地中に根を張って、枝葉の末端にまで水を吸い上げて命を養う姿を象徴している。人は命を養う水を井戸から汲み上げる。それゆえ、井戸の周りにはいつも人が集まり、また去ってもいくが、しかし、井戸はいつもそこにあって動かず、常に清涼な水をたたえて増えもせず減りもしない。水は命である。ところが水を汲み上げるための綱が数センチ短くても、人は命を繋ぐことができない。まして釣瓶が壊れればお終いである。最悪である。
 同様に人と人の間でも言葉を欠き、少しでもコミュニケーションを欠けばよかった関係もキレてしまう。危ない。そこで、こころある人はこの卦に断絶の危機を見て、そうしたことが起こらないように、身辺のバグを取り払い、家族や友人たちとのコミュニケーションを密にするのだ。

 水量が少なくてフナぐらいしか住めない。知性がなければつまらないものしか寄ってこない。
 井戸の水は清く冷たく申し分ない。人もそのようであればみんなに喜ばれ、おおいに歓迎されるだろう。


 こころある人はこれを見て、周りの人びとの労をねぎらい、互いに鋭気を養い、助け合っていくことの大切さを再確認したという。

 井(せい)は井戸のことで、古来、井戸は集落の中心にあり、汲めども尽きぬ命の源、知恵の象徴であった。人もよき井戸のようにいつも清涼な水(知恵)を称えているようでなければ良き人も寄って来ず、ましてや信頼を得ることなどできない。井戸の綱が短く、釣瓶が壊れているようではお話にもならない。それゆえ、人もまた、いまある状態に安住せず、自らを省みて、足らざるを補い、常に新鮮な水(知恵・知識)に溢れているように努めることが大切なのである。
 さらに井戸は他の井戸とは関係なく、常にそこにあって動かず、自らの役割を淡々と果たしているように、人も自分を他者と比較したりすることなく、常に自らの道を守り、陰日向なく地道にその役割を果たしていくことが大切なのだということをメッセージしているのだ。
 今週は心身を清掃して、滞っているコミュニケーションを回復することに努めよう。


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